IT技術早わかりくん

IT分野の解説記事を発信します。

プラットフォームとは

プラットフォームとは、様々なアプリケーションやサービスを実行するための基盤となるものを指します。フレームワークなども該当し、PythonでいうとDjangoDjango REST Framework などがあります。

f:id:nomizukun:20240426194535j:image

 

プラットフォームは、ハードウェアとソフトウェアの両方を指す概念です。ハードウェアのプラットフォームは、コンピューターの特定の構成や仕様のことを指します。例えば、x86 CPUアーキテクチャを搭載したPC、ARM CPUを搭載したスマートフォンなどがハードウェアのプラットフォームに当たります。

一方、ソフトウェアのプラットフォームは、特定のオペレーティングシステムミドルウェア、先ほど例を出したフレームワークなどを指します。WindowsmacOSLinuxなどのオペレーティングシステムがソフトウェアのプラットフォームの代表例です。また、Webブラウザ上で動作するWebアプリケーションの場合は、Webブラウザ自体がプラットフォームとなります。

プラットフォームには重要な役割があります。まず、共通の基盤を提供することで、アプリケーションやサービスの開発を容易にします。開発者はプラットフォームが提供する機能やAPI、ツールを活用することで、効率的にアプリケーションを開発できます。

また、プラットフォームは標準化された環境を提供するため、ユーザーにとっても使い勝手の良い製品を提供することができます。ユーザーはプラットフォームに馴染みがあるため、新しいアプリケーションを容易に使いこなすことができます。

さらに、プラットフォームを制するものが市場を支配するという側面もあります。大手IT企業が自社のプラットフォームを推進し、周辺のサービスやアプリケーションを自社プラットフォームに集約することで、市場での優位性を確立することがあります。