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Djangoのビュー(view)とは

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Djangoのビューは、ウェブアプリケーションのコントローラーに相当する部分です。ビューは、ユーザーからのリクエストを受け取り、適切な処理を行い、レスポンスを返す役割を担っています。Djangoをはじめたてのとき、view(ビュー)?となりますよね。

一つ注意点は、Djangoのviewと、Django Rest Framework のviewは別物ということです。Djangoはテンプレートに関連し、DRF(Django Rest Framework)はserializerに関連します。view自体の書き方も全く異なる(DRFではDjangoのviewは使用しない)のでご注意を。

ビューの主な機能は以下のようなものです:

1. リクエストの受け取り:
- ビューは、HTTP リクエストを受け取り、その内容を解析します。
- リクエストには、URL、HTTP メソッド、パラメータ、フォームデータなどの情報が含まれています。

2. ロジックの実行:
- ビューは、受け取ったリクエストに応じて、必要な処理を行います。
- 処理には、データベースへのアクセス、外部APIの呼び出し、ビジネスロジックの実行などが含まれます。

3. レスポンスの生成:
- ビューは、処理の結果を基に、適切なレスポンスを生成します。
- レスポンスには、HTML、JSON、リダイレクト、ステータスコードなどの情報が含まれます。

ビューは、Djangoのアプリケーションで中心的な役割を果たします。ビューは、URL パターンと紐付けられており、クライアントからのリクエストに応じて適切な処理を行い、レスポンスを返します。ビューは、Djangoのテンプレートシステムと連携して、動的なウェブページを生成することもできます。

ビューは、Python の関数または Class として定義されます。関数ベースのビューは、簡単に実装できますが、複雑な処理には不向きです。一方、クラスベースのビューは、継承やミックスインを使って、より柔軟な処理を実現できます。